ブロッコリー(broccoli)

色鉛筆画

ブロッコリー(色鉛筆画)

今回は、美味しそうなブロッコリーを購入したので描いてみました。色鉛筆は油彩用。
今回の絵に関しては、難易度はかなり高いと思います。描く箇所が多いのもあるのですが、被写体が斜めに設定されているため中心線(ブロッコリーを真っ直ぐに立てたときの上から下までの線)が傾いているので、普通に描いているとテーブルの上に設置されたように見えなくなってしまう場合があります。(傾いて見えたり、浮いているように見えたり)
不運にも、描いた場所も悪く光の方向がほぼ上からになっているので奥行き感を出すのが大変でした。

ブロッコリー(色鉛筆画)を描くポイント

ブロッコリーといえば、複数のこんもりと盛り上がった部分の描き分けができれば良いのですが、一つ一つの部分を見すぎていると大きな固まりとしてのブロッコリーの陰影の表現が失われがちになりますので、少し描き込んだら手元から離して絵を客観視することが大事になります。(小さめの絵でしたら50cm程度離れると良いでしょう)
細かい描き込みがある程度出来たら、ブロッコリーの全体(陰影などを)加えていきます。

全体の表現方法

全体の構成は、こんもりした部分は「球体」として、茎の部分は「円柱」として捉えることが大事です。影の表現も「球体」と「円柱」として明暗を表現していくと良いでしょう。こんもりした部分はさらに小さな「球体」の集まりということも考えながら描くことで、さらに奥行き・重量を出すことができるでしょう。

Let’s try it.

 

材料

Faber-Castell(油彩色鉛筆)
muse(ミューズ・ホワイトワトソン・239g)

2022年2月