いちご(strawberries)

色鉛筆画

いちご(色鉛筆画)

いちごのシーズン到来ですね。赤くて可愛いいちごを購入したので描写しました。色鉛筆は油彩用。
ツヤツヤしたいちごは、種の周りがプクっと膨らんで、さらにその部分がキラッと光っています。表面の素材感はトマト様にツヤっとしていますが、種があるので難しくなってきます。
被写体自体は小さいので、しっかりと観察して丁寧に描いていくと良いでしょう。

いちご(色鉛筆画)を描くポイント

いちごは小さいので、しっかり観察しながら描くと良いのですが、難しいポイントとして「真っ直ぐ(垂直)な状態で自立しない」ということでしょう。固まりとして見ると「円錐形」を横に倒している状態です。真っすぐの状態ではないものを描くのは奥行き感や影の調子を見極めるのが難しく、形の不具合が出やすいので小さいところを見すぎないように全体の陰影を捉えましょう。

キラッとした部分の表現

輪郭等の下書きが終わった後に、種のある部分を描いていきます。キラッと光っている部分は種の上下だと思いますので、まだ紙に色がほとんど塗ってない状態で「鉄筆(てっぴつ)」を使って紙を凹ませます。凹んだ部分が色鉛筆で描き続けても塗ることが出来ない場所のため、最終的にキラッと光る部分になります。
不要な紙(厚め)で実験してみてください。

鉄筆
※個人的には下記に紹介している鉄筆を使用しています。レザー(皮)加工用らしいのですが、両サイドで鉄筆のサイズが違っていて使いやすいです。画材用の鉄筆は先端が細いため色鉛筆画では細すぎるかなと。

Let’s try it.

 

材料

Faber-Castell(油彩色鉛筆)
muse(ミューズ・ホワイトワトソン・239g)
協進エル両面スリム鉄筆

2022年2月